2010年 11月 27日
1年ぶりにサンゴ調査で訪れた種子島の住吉の海。去年と変わらずマユハキモが覆う海だった。被度にして1%。ここはエルニーニョの起きた1998年まではグラスボートでサンゴを観察するツアーがあったほどサンゴの多かったポイントだ。 今はその面影はまったくない。 海藻の海に変わり果てた海にも所々、サンゴを見つけることができる。 写真はショウガサンゴ。波のない静かなところでは細くなるが、住吉のような浅場で波の立つところでは太くずんぐりな形になる。 近くに寄ってみると・・・ ブダイ類の食害を受けていた・・・ しかし、所々点在するプロコイド型やセリオイド型のキクメイシ科のサンゴはみな健在だった。 その他、60cmほどのテーブル状ミドリイシ科のサンゴも去年同様所々確認できた。 今後、この海はどう遷移していくのか、去年同様の疑問が残った。 セリオイド型キクメイシ科のサンゴ ミドリイシ科のサンゴ
by shunzo_umitabi
| 2010-11-27 15:49
| 種子島(薩南諸島)
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プロフィール
田中俊蔵 1977年生まれ
-Shunzo Tanaka- 「大地を旅する」 http://landphoto.exblog.jp 「屋久島の海で生きる者たち」 http://yaksea.exblog.jp 「屋久島の自然はカッコイイ!」 http://yakland.exblog.jp 自然暮らし&ガイドのブログ「心葉」 http://ocean.wazo.jp/kokoloha.html 検索
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